生まれてくる悟入
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 俺は沖田総悟。世に貢献している善人だ。
あーあ全くこの世は自己中ばっかで困るぜィ。
今も巡回してたらガム踏んじまったよ、ガム。
しかも何か接着剤つけたのかっていうくらい取れないし、つーか地面・ガム・俺の靴の地層出来るから。
あーこうゆう遊びやって楽しんでるやつがいるんだろうな。
自分がやられて困る事はやるなって教わらなかったのかねィ……。
全く自己中ばっか。
この世にはいくつ世界があるんだろうな。
「この」も全然確かじゃなくなってくる。このそのあのどの?
 
【昨日も今日も同じ日々。そんな世界になんの意味があるの?】
 
だとかのたまってる羞恥刑者がいるが、あーゆー風にはなりたくねェ。
俺はあれだ、信号。信号になりたい。です。
決められた時間に青・黄色・赤のランプをつけて、人の人生を左右してみたい。
……あ、今もやってんじゃん。
 
そうだ、
 
【止まない雨は無いから】【明けない夜は無いから】
 
こんなんも絶対言いたくねェな。
何これ、何かの例え?励ましの言葉……?のつもりかねィ?
人を励ましてる自分マジすげええ!格好良い!って思いたいから言うって感じの自己中応援文だな。
何かに怖がってるやつは、例えその時雨が止んでも「次はいつ雨が降るんだ」って待ってるのが怖いのにな。
そんな一時の幸せの言葉はもらっても愛想笑いで「ありがとう」だねィ。俺の場合は。
 
 
あー世界の中心はどこですかァ?
 
(哀を纏う言葉を信頼するにはあまりにも曖昧すぎるから)
 
自分自己中じゃないので分かりやせん!
 
(少年の季節は間を駆けぬけ藍色により合い)
 
……世界の中心とかってもう古い?
 
(災害と目の前で挨拶をしている)
 
 
 
全部無くなれとは言わないが、脳みそちょこっと出したくなる時がある。
頭の中飽和状態のはずなのに、何かが足りないと思う時がある。
それはなんでなんだろうな?
 
 
 
 
 
 
 
END.
 
 
++++++++++
 
自分の思考が最近良く分からない沖田。
何故かを考えています。

 
誰かの言葉は自分本位だから曖昧すぎる。
だから少年の恋は誰かに相談することも出来ず、そして性格故に素直にもなれない。
だからいつも喧嘩のような災害が起こってしまう。要はツンデレ。

 
 
 
 
 
 
が足りない